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急募!柏の市民除染チーム&計測隊員 [原発]
突然ですが、柏の市民除染チーム「ココ掘れワンワン隊」に入隊しました!
こないだ、みのもんたの朝ズバにも何気に紹介されてました、エヘ。
これは、市や学校などと連携し、学校、幼稚園、保育園、児童センターなど子供たちが行く場所の除染を買って出るチームです。
現在、隊員16、7名くらいかな?
隊長のこーちゃんパパさんに誘われて、先日、入隊しました。
これから少しでも柏をより安全な町にしていきたい!と思っています。
現在、隊員募集中!です。
また、同じ会でまだ名前は決まっていませんが、計測チームもメンバー募集中ですので、こちらもぜひ!
くわしくは、こーちゃんパパのブログをごらん下さいませ。
「ホットスポットに負けるな!放射能と戦う柏市民のブログ」
よろしくお願いします!
こないだ、みのもんたの朝ズバにも何気に紹介されてました、エヘ。
これは、市や学校などと連携し、学校、幼稚園、保育園、児童センターなど子供たちが行く場所の除染を買って出るチームです。
現在、隊員16、7名くらいかな?
隊長のこーちゃんパパさんに誘われて、先日、入隊しました。
これから少しでも柏をより安全な町にしていきたい!と思っています。
現在、隊員募集中!です。
また、同じ会でまだ名前は決まっていませんが、計測チームもメンバー募集中ですので、こちらもぜひ!
くわしくは、こーちゃんパパのブログをごらん下さいませ。
「ホットスポットに負けるな!放射能と戦う柏市民のブログ」
よろしくお願いします!
柏幼稚園の除染報告(9/23) [原発]
ちょっと前のことで、報告が遅くなってしまったのですが、ご報告です。
9月23日に、息子が通っている私立柏幼稚園の除染活動を父兄で行いました。
呼びかけは、父兄の男親で作る「おやじの会」。
ママさんも3~4名いらしてくださり、総勢で47名も集まりました!
うちの幼稚園には頼りになるたくましい父兄が多くて、良かったです♪
園長先生ももちろん一緒で、削った表土を引き受けてくださいました。
園長先生、ありがとうございました。
やったことは、園庭表面をみんなで3cmほど削り取り、土嚢袋につめて、園舎裏に重機でほった穴にうめる、というものでした。
途中から、とても全部は埋められないということになり、削った土を土嚢袋から出して穴に入れ、ブルーシートでおおって、さらにその上からきれいな土をかぶせる、ということをやりました。
私は、事前計測と事後計測、そして、土嚢袋を一輪車で園庭から裏へ運ぶお手伝いをしました。
一輪車、重かった~
1個10キロはある土嚢を4個ずつ運ぶんで、もうとにかくバランスをとるので大変でした。
それはさておき、作業結果ですが、詳しくは以下の表、マップと写真の数々をご覧下さい。
大体、地上1mで0.14~0.23μsv/h(γ線、RADEX RD1008)だったのが、平均して0.04くらい下がる結果となりました。
たまに高い線量のところが散見され、それは除染できたり、充分には出来なかったりといった結果でした。
築山の土管の中と、奥の園舎脇に設置されたコンクリのすべり台(避難用?)の下、木製のベンチはかなり高かったので、今後も注意が必要だろうと思います。
なお、この翌日、さらに重機を入れて、数人で除染をされたとのことだったので、これよりはさらに線量は下がっているものと思います。付言しておきます。
おやじの会のみなさん、園長先生、お疲れ様でした!ブログアップが遅くなり、申し訳ありませんでした!
除染マップ
園庭中央(除染前) マップ番号1
園庭中央(除染中) マップ番号1
奥の園舎手前の手洗い場 マップ番号3
奥の園舎前の砂場 マップ番号4
園庭脇の砂場 マップ番号6
木製ジャングルジムの網(赤) マップ番号9
赤いうんてい脇 マップ番号11
築山の上 マップ番号12
奥の2本の雑木林の間 マップ番号13
奥の円形丸太わき2 マップ番号15
木製ベンチテーブル マップ番号16
園舎脇のスチール棚の裏 マップ番号19
築山の土管トンネル内 マップ番号22
築山の土管トンネル内(計測中) マップ番号22
奥の園舎脇すべり台 マップ番号26
園舎入り口脇の階段横のすべり台の下 マップ番号27
水場のレンガ壁の上 マップ番号28
9月23日に、息子が通っている私立柏幼稚園の除染活動を父兄で行いました。
呼びかけは、父兄の男親で作る「おやじの会」。
ママさんも3~4名いらしてくださり、総勢で47名も集まりました!
うちの幼稚園には頼りになるたくましい父兄が多くて、良かったです♪
園長先生ももちろん一緒で、削った表土を引き受けてくださいました。
園長先生、ありがとうございました。
やったことは、園庭表面をみんなで3cmほど削り取り、土嚢袋につめて、園舎裏に重機でほった穴にうめる、というものでした。
途中から、とても全部は埋められないということになり、削った土を土嚢袋から出して穴に入れ、ブルーシートでおおって、さらにその上からきれいな土をかぶせる、ということをやりました。
私は、事前計測と事後計測、そして、土嚢袋を一輪車で園庭から裏へ運ぶお手伝いをしました。
一輪車、重かった~
1個10キロはある土嚢を4個ずつ運ぶんで、もうとにかくバランスをとるので大変でした。
それはさておき、作業結果ですが、詳しくは以下の表、マップと写真の数々をご覧下さい。
大体、地上1mで0.14~0.23μsv/h(γ線、RADEX RD1008)だったのが、平均して0.04くらい下がる結果となりました。
たまに高い線量のところが散見され、それは除染できたり、充分には出来なかったりといった結果でした。
築山の土管の中と、奥の園舎脇に設置されたコンクリのすべり台(避難用?)の下、木製のベンチはかなり高かったので、今後も注意が必要だろうと思います。
なお、この翌日、さらに重機を入れて、数人で除染をされたとのことだったので、これよりはさらに線量は下がっているものと思います。付言しておきます。
おやじの会のみなさん、園長先生、お疲れ様でした!ブログアップが遅くなり、申し訳ありませんでした!
除染マップ
園庭中央(除染前) マップ番号1
園庭中央(除染中) マップ番号1
奥の園舎手前の手洗い場 マップ番号3
奥の園舎前の砂場 マップ番号4
園庭脇の砂場 マップ番号6
木製ジャングルジムの網(赤) マップ番号9
赤いうんてい脇 マップ番号11
築山の上 マップ番号12
奥の2本の雑木林の間 マップ番号13
奥の円形丸太わき2 マップ番号15
木製ベンチテーブル マップ番号16
園舎脇のスチール棚の裏 マップ番号19
築山の土管トンネル内 マップ番号22
築山の土管トンネル内(計測中) マップ番号22
奥の園舎脇すべり台 マップ番号26
園舎入り口脇の階段横のすべり台の下 マップ番号27
水場のレンガ壁の上 マップ番号28
自宅前の放射線量推移 [原発]
6月頭に空間線量計(RADEX社RD1008)を購入して以来、ほぼ毎日、柏市桜台自宅前の定点観測を続け、Tweetもしてきたのですが、今回は推移をグラフ化してみました。
素人測定なので、断言はできませんが、わが家の前の空間線量は下がってきているようです。
積極的な除染といえば、高圧洗浄機が1回、ブラシがけが1回程度で、その時はさほど下がらなかったので自然減ということになります。
家の周囲の放射性物質が風雨でどこかへ飛ばされているのかなあ、と思います。
ただ、8月の下旬から少し減少のペースが鈍くなっているような気がするのと、たまに高くなる日があるのが気になります。
これからも推移を見て行きます。
素人測定なので、断言はできませんが、わが家の前の空間線量は下がってきているようです。
積極的な除染といえば、高圧洗浄機が1回、ブラシがけが1回程度で、その時はさほど下がらなかったので自然減ということになります。
家の周囲の放射性物質が風雨でどこかへ飛ばされているのかなあ、と思います。
ただ、8月の下旬から少し減少のペースが鈍くなっているような気がするのと、たまに高くなる日があるのが気になります。
これからも推移を見て行きます。
タグ:原発
柏市農政課からの電話に怒り心頭 [原発]
9月4日に、柏市の農政課に以下のメールを送りました。
「これでは参考になりません(市内農産物の放射性物質の検査結果)
9月2日付「市による農産物の放射性物質の独自検査の実施について」を読みましたが、これでは消費者として安心して買うことは出来ません。WHOの基準は10Bq/kg、ドイツ放射性防護委員会に至っては、大人8Bq/kg、子供4Bq/Kgです。柏市の測定下限値はこれを上回ってしまっています(ついでに、国の暫定基準値はそもそも笑ってしまうくらい高くて信用できませんので、掲載する意味はないと思います)。また、セシウム、ヨウ素だけを問題にされていますが、トリチウム、プルトニウム、ウラン、ストロンチウムなどより危険な他の核種も飛来している可能性があるのに、それも検査せず安全などいえるはずもありません。したがって、私は柏市の農産物は買いません。」
すると、今日、農政課の坂巻という職員から電話がかかってきました。
(ブログに書くので名前を教えてくれ、と言ったら教えくれたので実名で書いています)
放射線についてはかなり詳しいらしく、滔々といろいろなことを言っていましたが、要するに市としては最善を尽くしており、私が柏市の農産物を買わないという姿勢も理解はできるが、大変残念だ、ということのようでした。
あまりに専門的な説明ばかりだったので、とても全部は理解できませんでしたが、断片的に、覚えているところを書くと、
「柏市ではスクリーニング検査をした後に、詳細な検査をするという体制であり、できる限りのことをしています。」
「ドイツ放射線防護協会の出した勧告がベースとした核種分析と、福島第一から放出された核種の構成は異なっており・・・・」
「ストロンチウムは問題ですが、β線を測定できるβスペクトロメータは数百万円と高価で、重さも数トンもあり・・・」
「福島第一由来のストロンチウムの飛散マップは徐々に公表されてきており、政府の調査もだいぶおいついてきている状況です・・・」
(なぜストロンチウムだけにこだわるのか不明だった)
「そもそも自然由来の鉛やビスマスなどの核種が自然界にはたくさんあり、それだけでも結構な被曝であり・・・」
「できる限り放射線には当たらないほうがいいというのは確かですが・・・・」
と、まあ、こんな感じだったと思います。正直言って、専門用語続出で半分くらいしか理解できませんから、もっと難しい用語が目白押しでした。
坂巻氏、それを10分くらいも滔々としゃべってくれました。黙って、ふんふんと聞きました。
話が切れたところで、私は言いました。
「あんたさあ、市民にこんな説明して回ってんの?こんなので理解できる市民なんていないよ。何考えてるの?
なんだか、原子力安全保安院みたいだね。難しい言葉を並べて丸め込もうとしているようにしか見えないよ。
そもそも、私は、内部被曝に関する疫学的な調査がきちんとなされていない段階では、政府や行政が採用しているICRP基準なんてとても信用できないと言っているだけです。だから、より低いWHO基準やドイツの放射線防護協会の基準を採用すべきと申し上げている。」
坂巻氏は、丸め込もうだなんて違います。ご質問があったので、説明をしているだけなんです、といったような釈明をしておりました。
そして、最後に言った言葉がまさに傑作でした。
「おっしゃるとおり疫学的には確かに内部被曝の危険性の線引きというのは出来ておりません。ですが、それは医学の範囲ですので、農政課としては関与できるところではなく、基準に従って、できる限り検査をしているということでして・・・」
語るに落ちる、とはこのことです。私は言いました。
「あなたは確かに自分の職務を忠実に実行しているだけなんでしょうが、それで市民の健康が守れるとは思えません。まさに縦割りですね。だから私は行政も政府も信用してないんです。これ以上お話しても無駄のようですね。はっきりとした健康への影響について分かってない以上、信じるか信じないか、という議論になってしまうから無駄です。失礼します。」
あきれてしまって、これ以上話す気がしません。電話を切りました。
役人とは、みんなこんなものなのでしょうか。
自分のした仕事の全体を考え、何のために仕事をしているかを考える役人というのはいないのでしょうか。
今、まさに柏をはじめ日本人の健康や暮らしが危機にさらされているのです。
今、手を打たないと、将来、子供やその次の世代がどんどん病気になってしまうかもしれないのです。
そして、役所以外に誰が手を打てるというのでしょうか。
そもそも役所は、なぜ、縦割りで責任の所在があいまいな自分達のあり方にそんなに鈍感でいられるのでしょう、なぜ、そんな自分達を恥ずかしいとかおかしいとか思わないのでしょうか。
その鈍感さに本当に腹が立ちます。
その鈍感さが子供たちを殺すかもしれない、それに早く気付いてほしい、そう思います。
そして私も反省。
もっと坂巻氏に前向きな取り組みを促すような説得が出来なかったかと。反省です。
「これでは参考になりません(市内農産物の放射性物質の検査結果)
9月2日付「市による農産物の放射性物質の独自検査の実施について」を読みましたが、これでは消費者として安心して買うことは出来ません。WHOの基準は10Bq/kg、ドイツ放射性防護委員会に至っては、大人8Bq/kg、子供4Bq/Kgです。柏市の測定下限値はこれを上回ってしまっています(ついでに、国の暫定基準値はそもそも笑ってしまうくらい高くて信用できませんので、掲載する意味はないと思います)。また、セシウム、ヨウ素だけを問題にされていますが、トリチウム、プルトニウム、ウラン、ストロンチウムなどより危険な他の核種も飛来している可能性があるのに、それも検査せず安全などいえるはずもありません。したがって、私は柏市の農産物は買いません。」
すると、今日、農政課の坂巻という職員から電話がかかってきました。
(ブログに書くので名前を教えてくれ、と言ったら教えくれたので実名で書いています)
放射線についてはかなり詳しいらしく、滔々といろいろなことを言っていましたが、要するに市としては最善を尽くしており、私が柏市の農産物を買わないという姿勢も理解はできるが、大変残念だ、ということのようでした。
あまりに専門的な説明ばかりだったので、とても全部は理解できませんでしたが、断片的に、覚えているところを書くと、
「柏市ではスクリーニング検査をした後に、詳細な検査をするという体制であり、できる限りのことをしています。」
「ドイツ放射線防護協会の出した勧告がベースとした核種分析と、福島第一から放出された核種の構成は異なっており・・・・」
「ストロンチウムは問題ですが、β線を測定できるβスペクトロメータは数百万円と高価で、重さも数トンもあり・・・」
「福島第一由来のストロンチウムの飛散マップは徐々に公表されてきており、政府の調査もだいぶおいついてきている状況です・・・」
(なぜストロンチウムだけにこだわるのか不明だった)
「そもそも自然由来の鉛やビスマスなどの核種が自然界にはたくさんあり、それだけでも結構な被曝であり・・・」
「できる限り放射線には当たらないほうがいいというのは確かですが・・・・」
と、まあ、こんな感じだったと思います。正直言って、専門用語続出で半分くらいしか理解できませんから、もっと難しい用語が目白押しでした。
坂巻氏、それを10分くらいも滔々としゃべってくれました。黙って、ふんふんと聞きました。
話が切れたところで、私は言いました。
「あんたさあ、市民にこんな説明して回ってんの?こんなので理解できる市民なんていないよ。何考えてるの?
なんだか、原子力安全保安院みたいだね。難しい言葉を並べて丸め込もうとしているようにしか見えないよ。
そもそも、私は、内部被曝に関する疫学的な調査がきちんとなされていない段階では、政府や行政が採用しているICRP基準なんてとても信用できないと言っているだけです。だから、より低いWHO基準やドイツの放射線防護協会の基準を採用すべきと申し上げている。」
坂巻氏は、丸め込もうだなんて違います。ご質問があったので、説明をしているだけなんです、といったような釈明をしておりました。
そして、最後に言った言葉がまさに傑作でした。
「おっしゃるとおり疫学的には確かに内部被曝の危険性の線引きというのは出来ておりません。ですが、それは医学の範囲ですので、農政課としては関与できるところではなく、基準に従って、できる限り検査をしているということでして・・・」
語るに落ちる、とはこのことです。私は言いました。
「あなたは確かに自分の職務を忠実に実行しているだけなんでしょうが、それで市民の健康が守れるとは思えません。まさに縦割りですね。だから私は行政も政府も信用してないんです。これ以上お話しても無駄のようですね。はっきりとした健康への影響について分かってない以上、信じるか信じないか、という議論になってしまうから無駄です。失礼します。」
あきれてしまって、これ以上話す気がしません。電話を切りました。
役人とは、みんなこんなものなのでしょうか。
自分のした仕事の全体を考え、何のために仕事をしているかを考える役人というのはいないのでしょうか。
今、まさに柏をはじめ日本人の健康や暮らしが危機にさらされているのです。
今、手を打たないと、将来、子供やその次の世代がどんどん病気になってしまうかもしれないのです。
そして、役所以外に誰が手を打てるというのでしょうか。
そもそも役所は、なぜ、縦割りで責任の所在があいまいな自分達のあり方にそんなに鈍感でいられるのでしょう、なぜ、そんな自分達を恥ずかしいとかおかしいとか思わないのでしょうか。
その鈍感さに本当に腹が立ちます。
その鈍感さが子供たちを殺すかもしれない、それに早く気付いてほしい、そう思います。
そして私も反省。
もっと坂巻氏に前向きな取り組みを促すような説得が出来なかったかと。反省です。
柏市「放射線対策の今後の方針等について」(9/1)に思う [原発]
柏市役所から本日電話がかかってきました。
標記の方針を出したので見てほしいとのこと。
以前、投書したので律儀に連絡をくださったようです、感謝です。
柏市「放射線対策の今後の方針等について」(9/1)
年間1msvを目指し、市域全域を対象とした除染計画を策定する、とあり、今までに比べればかなりの前進です。
素直に嬉しいです。
とはいえ、抜け、漏れがかなりあります・・・・なので、早速、これについてもメールフォームから意見しました。
「御礼と提言
年間1msv基準へのご対応、ありがとうございます。これだけでも大変な英断と思います。
とはいえ、残念ながら除染の具体像が見えない現段階では評価は難しいと言わざるを得ません。
私が考えるに除染はおそらくコスト的にも、現実問題としてはも、ほとんど不可能と考えます。アスファルトに付着したセシウムは高圧洗浄でもブラッシングでもほとんど除外できません。市内のアスファルトを全てはがしますか。田畑、山林の表土もすべてはがしますか。はがしたものをどこに持っていくのですか。市内全域で平均0.3μsv/h程度の空間線量というのはそういうことだと思っています。私の知らない画期的な除染方法があるとしたら、申し訳ありませんが。
それと、食品などによる内部被曝への対策には触れられていません。ICRP基準は外部被曝、内部被曝あわせて年間1msvです。したがって、農政課が行っている農産物の放射性物質検査とも総合的な調整を図るべきです。もちろん、子供の給食用食材は全て検査したものだけを使ってください。サンプル検査ではダメです。全数検査を行ってください。そこまでしなければ健康は守れないと考えます。
さらに、おそらくγ線核種についてのみ、現在は問題にされているようです。福島第一からはそれ以外の危険な核種(ストロンチウム、プルトニウム、ウラン、トリチウムなど)が飛来している可能性を否定できません。測定がなされていないのですから。こういった核種もまた深刻な内部被曝を惹起する可能性があります。これらについても測定・公表し、対策を講じていかないとやはり総合的に健康被害を防ぐことは出来ないと考えます。
結論を言えば、私は市内全域の除染はできないと考えますので、市がやるべきこと、できることは、全域の除染ではなく、まず市内の詳細な測定と汚染地図作成(全核種について)と公表。農産物についてもWHO基準(10Bq/kg)での測定と公表。それと子供たちが使用する施設(学校、公園など)の徹底的な除染、給食食材の全数検査。そうした測定結果を見たうえで避難を希望する市民への経済的支援。もちろん、これ以上の汚染を防ぐために福島からの瓦礫受け入れは絶対にすべきではありません。」
皆さん、どう思いますか?
私は除染できないので、それよりは汚染の実情を市民に伝えて、後は市民が逃げるか留まるかを選択したほうが良い、という考えです。
それとも、市内全域を除染できるいい方法はあるものでしょうか?
標記の方針を出したので見てほしいとのこと。
以前、投書したので律儀に連絡をくださったようです、感謝です。
柏市「放射線対策の今後の方針等について」(9/1)
年間1msvを目指し、市域全域を対象とした除染計画を策定する、とあり、今までに比べればかなりの前進です。
素直に嬉しいです。
とはいえ、抜け、漏れがかなりあります・・・・なので、早速、これについてもメールフォームから意見しました。
「御礼と提言
年間1msv基準へのご対応、ありがとうございます。これだけでも大変な英断と思います。
とはいえ、残念ながら除染の具体像が見えない現段階では評価は難しいと言わざるを得ません。
私が考えるに除染はおそらくコスト的にも、現実問題としてはも、ほとんど不可能と考えます。アスファルトに付着したセシウムは高圧洗浄でもブラッシングでもほとんど除外できません。市内のアスファルトを全てはがしますか。田畑、山林の表土もすべてはがしますか。はがしたものをどこに持っていくのですか。市内全域で平均0.3μsv/h程度の空間線量というのはそういうことだと思っています。私の知らない画期的な除染方法があるとしたら、申し訳ありませんが。
それと、食品などによる内部被曝への対策には触れられていません。ICRP基準は外部被曝、内部被曝あわせて年間1msvです。したがって、農政課が行っている農産物の放射性物質検査とも総合的な調整を図るべきです。もちろん、子供の給食用食材は全て検査したものだけを使ってください。サンプル検査ではダメです。全数検査を行ってください。そこまでしなければ健康は守れないと考えます。
さらに、おそらくγ線核種についてのみ、現在は問題にされているようです。福島第一からはそれ以外の危険な核種(ストロンチウム、プルトニウム、ウラン、トリチウムなど)が飛来している可能性を否定できません。測定がなされていないのですから。こういった核種もまた深刻な内部被曝を惹起する可能性があります。これらについても測定・公表し、対策を講じていかないとやはり総合的に健康被害を防ぐことは出来ないと考えます。
結論を言えば、私は市内全域の除染はできないと考えますので、市がやるべきこと、できることは、全域の除染ではなく、まず市内の詳細な測定と汚染地図作成(全核種について)と公表。農産物についてもWHO基準(10Bq/kg)での測定と公表。それと子供たちが使用する施設(学校、公園など)の徹底的な除染、給食食材の全数検査。そうした測定結果を見たうえで避難を希望する市民への経済的支援。もちろん、これ以上の汚染を防ぐために福島からの瓦礫受け入れは絶対にすべきではありません。」
皆さん、どう思いますか?
私は除染できないので、それよりは汚染の実情を市民に伝えて、後は市民が逃げるか留まるかを選択したほうが良い、という考えです。
それとも、市内全域を除染できるいい方法はあるものでしょうか?
放射線量測定~柏市:増尾城址総合公園(追記:9/4) [原発]
柏市桜台の自宅から車で10分ほどに増尾城址総合公園はあります。
城跡の小高い丘の上に、森、芝生広場、バーべキューサイト、遊具などが配された、まあまあの規模の公園です。
晴れた休日などに気軽に家族で出かけて、半日遊ぶにはいい公園でよく出かけたものでした。
しかし、それも柏がホットスポットになるまでの話。今は、とても気軽に出かけられる場所ではありません、私にとってはね。
でも、3歳の息子を広い場所で遊ばせてやりたい、という気持ちに負けて、ついつい今日出かけてしまいました。
ガイガーカウンター持参で、線量が高い場合はすぐに帰るというのが妻との暗黙の約束。
どれくらいの線量なのかという興味も半分。
ちなみに公園はこんなところ。
増尾城址総合公園のサイト
で、散策しながら計った結果は以下の通り(測定機器:RADEX RD1008)
駐車場の周囲の歩道 地上1m 0.34μsv/h
森の中(駐車場から入ってすぐ) 地上1m 0.30μsv/h前後
森の中の増尾城址へ続く小道(芝浦工柏高わき) 地上1m 0.20~0.17μsv/h
森の中の歩道(ウッドチップ) 地上1m 0.30μsv/h前後
森の中の遊具の1つ 遊具上べた置き 0.37μsv/h
砂場 地上1m 0.27μsv/h 地上1cm 0.40μsv/h
芝生広場中央部 地上1m 0.38μsv/h 地上1cm 0.54μsv/h
芝生広場脇の桜の下 地上1m 0.40μsv/h 地上1cm 0.60μsv/h
(この公園が好きな人はきっとたくさんいると思います。お出かけの際には参考にしてください。)
森の中が意外に高くなかったのが驚きでした。
特に、芝浦工柏高わきの小道は驚くほど線量が低く、0.17μsv/h!
我が家の中よりもわずかに高い程度!
理由を考えてみたのですが、たぶん頭上にうっそうと繁っている常緑樹が傘の役割をしているのではないかと。
森の中でも開けた場所の線量は0.3以上と高いものでしたから。
森は土を守るのですね。
次に、悪い意味で驚いたのが、芝生広場。
広々としてとても気持ちのいい丘の斜面の広場。
しかし、ここが高かった。
地上1mで0.4μsv/h前後、地上は放射線管理区域並の0.6に達しました。
やはり頭上に樹木の傘もなく、芝と柔らかい土がクッションとなり、より多くの放射性物質をためこんでいるのだと思います。
今日は、そのすぐ脇のバーベキューサイトは家族連れで満員御礼なのです。
みんな楽しそうにバーベキューをし、芝生では親子がサッカーボールを蹴り・・・・
楽しそうです、幸せそうです、平和な夏休みの風景です。
でも、周囲は放射線管理区域並に汚染されているのです。
本当に、なんだか、暗澹たる気持ちになりました・・・・
柏市はなぜここをすぐ立ち入り禁止にして、芝生をひっぺがして、除染しないんだ!!!(怒)
近所にお住まいの宮田きよこ市議にすぐ直訴しようと思ったことでした。
今日、公園を息子と歩いていて、息子が遊具に登るたびに、森のどんぐりを拾おうとするたびに、芝生を駆け回るたびに、ハラハラせずにはいられませんでした。
本当はどろんこになって遊んでほしいのに、それを禁じなければならない、拾ったどんぐりもすぐに捨てさせなければならない、砂場遊びもやらせてあげられない。
こんな環境で子育てをするのは間違っているのではないか、本当につくづくそう思いました。
【追記:9/4】
宮田市議にメールしたところ、すぐに返答をいただきました。市民の声にすぐ反応してくださる、ありがたいと思います。
「ブログ拝見しました。
8月15日の広報に「公園で思いっきり遊ぼう」という記事を見て、
「放射能について何も触れないのはおかしい」という電話もありました。
学校の校庭などの除染については取り組みが始まりましたが、
公園は手つかずですから、9月議会で取り上げます。
また問題点を教えてください。よろしくお願いします。
********************
宮田 きよこ
〒277-0013 柏市東台本町6-7-102
Tel.Fax 04-7163-9050
********************」
城跡の小高い丘の上に、森、芝生広場、バーべキューサイト、遊具などが配された、まあまあの規模の公園です。
晴れた休日などに気軽に家族で出かけて、半日遊ぶにはいい公園でよく出かけたものでした。
しかし、それも柏がホットスポットになるまでの話。今は、とても気軽に出かけられる場所ではありません、私にとってはね。
でも、3歳の息子を広い場所で遊ばせてやりたい、という気持ちに負けて、ついつい今日出かけてしまいました。
ガイガーカウンター持参で、線量が高い場合はすぐに帰るというのが妻との暗黙の約束。
どれくらいの線量なのかという興味も半分。
ちなみに公園はこんなところ。
増尾城址総合公園のサイト
で、散策しながら計った結果は以下の通り(測定機器:RADEX RD1008)
駐車場の周囲の歩道 地上1m 0.34μsv/h
森の中(駐車場から入ってすぐ) 地上1m 0.30μsv/h前後
森の中の増尾城址へ続く小道(芝浦工柏高わき) 地上1m 0.20~0.17μsv/h
森の中の歩道(ウッドチップ) 地上1m 0.30μsv/h前後
森の中の遊具の1つ 遊具上べた置き 0.37μsv/h
砂場 地上1m 0.27μsv/h 地上1cm 0.40μsv/h
芝生広場中央部 地上1m 0.38μsv/h 地上1cm 0.54μsv/h
芝生広場脇の桜の下 地上1m 0.40μsv/h 地上1cm 0.60μsv/h
(この公園が好きな人はきっとたくさんいると思います。お出かけの際には参考にしてください。)
森の中が意外に高くなかったのが驚きでした。
特に、芝浦工柏高わきの小道は驚くほど線量が低く、0.17μsv/h!
我が家の中よりもわずかに高い程度!
理由を考えてみたのですが、たぶん頭上にうっそうと繁っている常緑樹が傘の役割をしているのではないかと。
森の中でも開けた場所の線量は0.3以上と高いものでしたから。
森は土を守るのですね。
次に、悪い意味で驚いたのが、芝生広場。
広々としてとても気持ちのいい丘の斜面の広場。
しかし、ここが高かった。
地上1mで0.4μsv/h前後、地上は放射線管理区域並の0.6に達しました。
やはり頭上に樹木の傘もなく、芝と柔らかい土がクッションとなり、より多くの放射性物質をためこんでいるのだと思います。
今日は、そのすぐ脇のバーベキューサイトは家族連れで満員御礼なのです。
みんな楽しそうにバーベキューをし、芝生では親子がサッカーボールを蹴り・・・・
楽しそうです、幸せそうです、平和な夏休みの風景です。
でも、周囲は放射線管理区域並に汚染されているのです。
本当に、なんだか、暗澹たる気持ちになりました・・・・
柏市はなぜここをすぐ立ち入り禁止にして、芝生をひっぺがして、除染しないんだ!!!(怒)
近所にお住まいの宮田きよこ市議にすぐ直訴しようと思ったことでした。
今日、公園を息子と歩いていて、息子が遊具に登るたびに、森のどんぐりを拾おうとするたびに、芝生を駆け回るたびに、ハラハラせずにはいられませんでした。
本当はどろんこになって遊んでほしいのに、それを禁じなければならない、拾ったどんぐりもすぐに捨てさせなければならない、砂場遊びもやらせてあげられない。
こんな環境で子育てをするのは間違っているのではないか、本当につくづくそう思いました。
【追記:9/4】
宮田市議にメールしたところ、すぐに返答をいただきました。市民の声にすぐ反応してくださる、ありがたいと思います。
「ブログ拝見しました。
8月15日の広報に「公園で思いっきり遊ぼう」という記事を見て、
「放射能について何も触れないのはおかしい」という電話もありました。
学校の校庭などの除染については取り組みが始まりましたが、
公園は手つかずですから、9月議会で取り上げます。
また問題点を教えてください。よろしくお願いします。
********************
宮田 きよこ
〒277-0013 柏市東台本町6-7-102
Tel.Fax 04-7163-9050
********************」
わが家の浸透マスを除染してみた2@柏市桜台 [原発]
前回、自宅の脇にある浸透マス(雨水を土に染み込ませる穴)の除染に失敗したので・・・・
昨日、雪辱を果たすべく、再度チャレンジしてみました。
前回、貧弱な園芸用の小さなショベルしかなく、深く掘れなかったので、
今回は、100均でしっかりした?移植ゴテを買ってきたのです。
浸透マスって、こんな感じ。
フタを開けると、こんな感じ。
で、測ると・・・・相変わらず17マイクロシーベルト越え!!
移植ゴテを使って、しばし掘り下げ・・・7センチ掘ってみました。
最初は土だったのですが、そのうち玉砂利がたくさん出てくるように。
これって、家を建てるときに敷いたものでは?
うーん、あんまり取り過ぎるといかんかも、ということで、これくらいでやめることにしました。
で、測ってみると、やった!5.4μsv/h!12マイクロ下げることに成功!
といっても、まだかなり高いんですけどね・・・。
このまま、さらに砂利も掘って線量を下げるか、あるいは、この上にきれいな土をかぶせて終わりとするか、ちょっと考え中です。
つづけて、玄関前の除染にも新兵器を使ってチャレンジ!
我が家の玄関前は透水性アスファルトといって、水が染み込んで行くように隙間がいっぱいあいてます。
水が土にしみこんだほうが環境にいいよな、と思ってこれにしたのですが、今回はこれが仇に。
フォールアウトがどうもこの隙間にいっぱい入り込んでしまっているらしく、以前、高圧洗浄機で洗ったのですが、
まったく線量がさがらないのです・・・・
というわけで今回は、ハンズで買ってきたデッキブラシが登場!
柄の先にホースを取り付けて、水を出しながら、ゴシゴシできるというスグレものです。
ゴシゴシやる前に線量を測ってみると、地面では1.92μsv/h
で、ゴシゴシ、ゴシゴシ・・・・ジャー、ジャー・・・・。
でもなんか少し下がってる土地だから、水が外に出て行かない。その場に水溜りができて、すぐにスーッと地面に吸い込まれていく感じ、、うむむむ・・・いいのかこれで。
不安を感じつつ、作業後にもう一度計測してみると・・・・2.14μsv/hって、前よりあがっとるやん!(泣)
うーん、どうやら、水がかけたことで、奥にたまっていたフォールアウトたちが浮き上がってきてしまったようです。
うまくいかんなあ・・・・
下げるには、アスファルトをはぐしかないかも、グスン。
昨日、雪辱を果たすべく、再度チャレンジしてみました。
前回、貧弱な園芸用の小さなショベルしかなく、深く掘れなかったので、
今回は、100均でしっかりした?移植ゴテを買ってきたのです。
浸透マスって、こんな感じ。
フタを開けると、こんな感じ。
で、測ると・・・・相変わらず17マイクロシーベルト越え!!
移植ゴテを使って、しばし掘り下げ・・・7センチ掘ってみました。
最初は土だったのですが、そのうち玉砂利がたくさん出てくるように。
これって、家を建てるときに敷いたものでは?
うーん、あんまり取り過ぎるといかんかも、ということで、これくらいでやめることにしました。
で、測ってみると、やった!5.4μsv/h!12マイクロ下げることに成功!
といっても、まだかなり高いんですけどね・・・。
このまま、さらに砂利も掘って線量を下げるか、あるいは、この上にきれいな土をかぶせて終わりとするか、ちょっと考え中です。
つづけて、玄関前の除染にも新兵器を使ってチャレンジ!
我が家の玄関前は透水性アスファルトといって、水が染み込んで行くように隙間がいっぱいあいてます。
水が土にしみこんだほうが環境にいいよな、と思ってこれにしたのですが、今回はこれが仇に。
フォールアウトがどうもこの隙間にいっぱい入り込んでしまっているらしく、以前、高圧洗浄機で洗ったのですが、
まったく線量がさがらないのです・・・・
というわけで今回は、ハンズで買ってきたデッキブラシが登場!
柄の先にホースを取り付けて、水を出しながら、ゴシゴシできるというスグレものです。
ゴシゴシやる前に線量を測ってみると、地面では1.92μsv/h
で、ゴシゴシ、ゴシゴシ・・・・ジャー、ジャー・・・・。
でもなんか少し下がってる土地だから、水が外に出て行かない。その場に水溜りができて、すぐにスーッと地面に吸い込まれていく感じ、、うむむむ・・・いいのかこれで。
不安を感じつつ、作業後にもう一度計測してみると・・・・2.14μsv/hって、前よりあがっとるやん!(泣)
うーん、どうやら、水がかけたことで、奥にたまっていたフォールアウトたちが浮き上がってきてしまったようです。
うまくいかんなあ・・・・
下げるには、アスファルトをはぐしかないかも、グスン。
わが家の浸透マスを除染してみた@柏市桜台 [原発]
前回に引き続き、除染シリーズ第2弾、今回は「浸透マス」です。
浸透マスって、家によって、あったりなかったりだと思いますけれどもね。
雨水を集めて、土にしみこませる穴ですね。
わが家の裏にあるのがこんな感じ。
蓋をあけるとこんな感じ。わかりにくいか。
ガイガーを底に置いてみると・・・・
げげっ・・・・
17.5μsv/hなんて、この辺では見たことも聞いたこともない・・・・
緊急除染だ!!
表面の柔らかい土を5㎝ほど、取り除いてみました。土はハンズで買った土嚢袋(1枚84円)に。
再度はかってみると・・・・
がーん、18.9μsv/hって、あがってますやん・・・・
ある程度予想はできたのですが、やっぱり、だいぶ染み込んでしまってるみたいです。
次回、数十センチくらい掘って、意地でも下げてやります!!
浸透マスって、家によって、あったりなかったりだと思いますけれどもね。
雨水を集めて、土にしみこませる穴ですね。
わが家の裏にあるのがこんな感じ。
蓋をあけるとこんな感じ。わかりにくいか。
ガイガーを底に置いてみると・・・・
げげっ・・・・
17.5μsv/hなんて、この辺では見たことも聞いたこともない・・・・
緊急除染だ!!
表面の柔らかい土を5㎝ほど、取り除いてみました。土はハンズで買った土嚢袋(1枚84円)に。
再度はかってみると・・・・
がーん、18.9μsv/hって、あがってますやん・・・・
ある程度予想はできたのですが、やっぱり、だいぶ染み込んでしまってるみたいです。
次回、数十センチくらい掘って、意地でも下げてやります!!
側溝を掃除してみた@柏市桜台 [原発]
側溝は一般的に放射性物質がたまりやすく、線量があがると言われてますよね。
わが町、柏市桜台もきっとそーなんだろーなー、なんとかしたいな~、と
思っていました。
同じ町内に住むパパ友さんと相談し、我が家の斜め前に住む町会長さんを巻き込んで、ひとまずは
わが家前の側溝を掃除してみるか、ということになりました。
3人で今朝、我が家前に集まったわけです。
側溝には、コンクリ蓋のもの、鉄製の網の蓋のもの、の2種類があります。
町会長さんのツルハシでひっかけて開きそうなのは鉄製の網のほう。
コンクリの蓋は、市が持っている特殊な器具がないと開けられず、かつ、
詰まっている場合でないとあけてもらえないそうです。
家の前は3箇所くらい網の側溝があったのですが、そのうち2箇所は
水がちゃんと流れていて落ち葉なども溜まっておらず、
線量も蓋上1cmで0.38μsv/hとさほどでもなかったため、とりあえずパス。
残る1つがこんな感じでした。
どこからも水が流れ込む口がない側溝で、流れていく下流側への道のみあります。
道路からの水の流れ込み口であろうと推測しました。
町会長さんに尋ねると、ずっと開けたことがないとのこと。
道路との隙間に溜まった砂とか石とかをかきだして、ツルハシの先でひっかけてヨイショと開けました(結構、力がいります)。
掃除前、生えてる雑草にガイガーを押し付けて計ってみると、0.51μsv/h。
雑草を引っこ抜き、底に溜まっている粘土質の泥を15センチほどかき出したら、0.33μsv/hまで下がりました。
まあまあ効果ありですね。
でも、これを町内の詰まっているところ全部でやるのは大変そうだな~。
個人でやる分には自由でしょうが、町会あげてとなると、それなりの大義名分が必要だし、この線量で必ずやらなければならないかといわれると確信持てない感じ・・・。
ひとまず、今日のところはお開きにしました。
とりあえず、自前で町内の側溝を計ってみて、高いところを探しておくかな、などとパパ友さんとは話したことでした。
ちなみに、その後も少しあちこち計ってみて、なんとなく法則がわかりました。
・網の側溝のところでも、水が溜まっているところ(つまり水の流れこみがあるところ)は、さほど線量は高くない
・水ではなく、土が溜まっている側溝は大体高い。それも時々水が流れることがあって、それが
染みこんでいる様な土のところ(今回の最高値、側溝の底1cmで3μsv/hでした)。
側溝といっても全部高いわけではなく、また、高いところは本当に高いんだな、というのが
わかりました。
わが町、柏市桜台もきっとそーなんだろーなー、なんとかしたいな~、と
思っていました。
同じ町内に住むパパ友さんと相談し、我が家の斜め前に住む町会長さんを巻き込んで、ひとまずは
わが家前の側溝を掃除してみるか、ということになりました。
3人で今朝、我が家前に集まったわけです。
側溝には、コンクリ蓋のもの、鉄製の網の蓋のもの、の2種類があります。
町会長さんのツルハシでひっかけて開きそうなのは鉄製の網のほう。
コンクリの蓋は、市が持っている特殊な器具がないと開けられず、かつ、
詰まっている場合でないとあけてもらえないそうです。
家の前は3箇所くらい網の側溝があったのですが、そのうち2箇所は
水がちゃんと流れていて落ち葉なども溜まっておらず、
線量も蓋上1cmで0.38μsv/hとさほどでもなかったため、とりあえずパス。
残る1つがこんな感じでした。
どこからも水が流れ込む口がない側溝で、流れていく下流側への道のみあります。
道路からの水の流れ込み口であろうと推測しました。
町会長さんに尋ねると、ずっと開けたことがないとのこと。
道路との隙間に溜まった砂とか石とかをかきだして、ツルハシの先でひっかけてヨイショと開けました(結構、力がいります)。
掃除前、生えてる雑草にガイガーを押し付けて計ってみると、0.51μsv/h。
雑草を引っこ抜き、底に溜まっている粘土質の泥を15センチほどかき出したら、0.33μsv/hまで下がりました。
まあまあ効果ありですね。
でも、これを町内の詰まっているところ全部でやるのは大変そうだな~。
個人でやる分には自由でしょうが、町会あげてとなると、それなりの大義名分が必要だし、この線量で必ずやらなければならないかといわれると確信持てない感じ・・・。
ひとまず、今日のところはお開きにしました。
とりあえず、自前で町内の側溝を計ってみて、高いところを探しておくかな、などとパパ友さんとは話したことでした。
ちなみに、その後も少しあちこち計ってみて、なんとなく法則がわかりました。
・網の側溝のところでも、水が溜まっているところ(つまり水の流れこみがあるところ)は、さほど線量は高くない
・水ではなく、土が溜まっている側溝は大体高い。それも時々水が流れることがあって、それが
染みこんでいる様な土のところ(今回の最高値、側溝の底1cmで3μsv/hでした)。
側溝といっても全部高いわけではなく、また、高いところは本当に高いんだな、というのが
わかりました。
クリス・バズビー講演会 at 松戸商工会議所(2011.7.18) [原発]
7月18日(日)、ECRR(欧州放射線リスク委員会)代表のクリス・バズビー博士が来日し、松戸で講演があったので聞いてきました。
200人定員の会場はスタート時間が近づくにつれて満杯になって行きました。
メモはとったのですが、私よりも詳しくまとまった講演録があったので紹介させていただくとして、私は自分が知りたかったことのみ書きたいと思います。
earthquake and stuff 7月18日 クリス・バズビー博士講演内容
2011/07/18 IWJ「ECRR議長クリス・バズビー氏来日公演 in 松戸」における @nixe_sc さんのTweetまとめ
<私が知りたかったこと1>ICRPモデルとECRRモデルの違い
ICRPモデルは、広島・長崎の被曝者のガン発症率をベースとし、単一の大量のガンマ線を一度に浴びたことによる発症モデル。身体の全細胞が同じエネルギーを受けたとした場合のモデルであり、均一には被曝しない内部被曝を考慮したモデルとしては正しくない。
ECRRモデルは、内部放射線核種に被曝した異なる地域のガンの発症率の比較を行ってきた。(例:ウェールズとイングランドでの核兵器実験からのフォールアウトの影響、スウェーデンとチェルノブイリにおけるフォールアウトの影響、チェルノブイリのヨーロッパでの幼児白血病への影響、核実験場周囲の子供の白血病、セラフィールドにおける沿岸への影響)。
1952年に制定されたICRPモデルは理論的にも疫学的な研究からも間違えていることをECRRでは立証できている。また、2009年3月までの20年間にICRP科学事務局長を務め、ICRP2007、ICRP103などの編集を行ってきたジャック・バレンティンも、退職後の2009年4月22日の公開ミーティングでICRPモデルの間違いを認め、内部被曝の計算ミスにより、ECRRに比べ最大で900倍もの誤差があるとした。
<私が知りたかったこと2>ECRRはどの程度までを危ないと考えているか
地上1mでγ線の外部被曝線量が1μsv/hを越える地域は全員即時退去。10年間で死ぬ可能性がある。
それ以下のところ(例えば、東葛地域など)についてはそこまでの危険はないが、なんとも言えない。統計的に今後の余剰ガン発症率を言うことはこれまでの研究モデルから言えるが、例えば、これくらいの線量だが住んでいて大丈夫かといった質問について個別にどうこうは言えない。
質問は、屋外0.2~0.5μsv/h、屋内0.2μsv/hだが住んでいて大丈夫か、というものだったが、0.5μsv/hとは1m2あたり100kBq/m2なので、ガンの発症率が11%あがるということになる(注:発症率があがるというのは、発症者数が11%増えるということではなく、発症率が11%あがるということを意味している)
※というように言っていたと思います・・・ECRR2033を見れば多分はっきりするかと。
<私が知りたかったこと3>柏で尿からセシウムが検出された子供が出たが、健康に影響はあるか
検出量は、CS134 0.37Bq/リットル(?)、CS137 0.45Bq/リットル(?)。これくらいのセシウムならさほど高いとは言えない。が、他の核種(ストロンチウム90やウラン)なども入っている可能性があり、その程度も見ないとなんとも言えない。そして、おそらく入っている可能性がある。
・・・・柏に住んでいても、とりあえずは大丈夫かな、と思ったことでした。
もちろん、子供が良く行く場所の除染はできる限りやったほうがいいし、食べ物、飲み物には気をつけないといけません。
もうちょっと書くことがあったような、でも、眠いので今日はこの辺で。
おやすみなさい。
200人定員の会場はスタート時間が近づくにつれて満杯になって行きました。
メモはとったのですが、私よりも詳しくまとまった講演録があったので紹介させていただくとして、私は自分が知りたかったことのみ書きたいと思います。
earthquake and stuff 7月18日 クリス・バズビー博士講演内容
2011/07/18 IWJ「ECRR議長クリス・バズビー氏来日公演 in 松戸」における @nixe_sc さんのTweetまとめ
<私が知りたかったこと1>ICRPモデルとECRRモデルの違い
ICRPモデルは、広島・長崎の被曝者のガン発症率をベースとし、単一の大量のガンマ線を一度に浴びたことによる発症モデル。身体の全細胞が同じエネルギーを受けたとした場合のモデルであり、均一には被曝しない内部被曝を考慮したモデルとしては正しくない。
ECRRモデルは、内部放射線核種に被曝した異なる地域のガンの発症率の比較を行ってきた。(例:ウェールズとイングランドでの核兵器実験からのフォールアウトの影響、スウェーデンとチェルノブイリにおけるフォールアウトの影響、チェルノブイリのヨーロッパでの幼児白血病への影響、核実験場周囲の子供の白血病、セラフィールドにおける沿岸への影響)。
1952年に制定されたICRPモデルは理論的にも疫学的な研究からも間違えていることをECRRでは立証できている。また、2009年3月までの20年間にICRP科学事務局長を務め、ICRP2007、ICRP103などの編集を行ってきたジャック・バレンティンも、退職後の2009年4月22日の公開ミーティングでICRPモデルの間違いを認め、内部被曝の計算ミスにより、ECRRに比べ最大で900倍もの誤差があるとした。
<私が知りたかったこと2>ECRRはどの程度までを危ないと考えているか
地上1mでγ線の外部被曝線量が1μsv/hを越える地域は全員即時退去。10年間で死ぬ可能性がある。
それ以下のところ(例えば、東葛地域など)についてはそこまでの危険はないが、なんとも言えない。統計的に今後の余剰ガン発症率を言うことはこれまでの研究モデルから言えるが、例えば、これくらいの線量だが住んでいて大丈夫かといった質問について個別にどうこうは言えない。
質問は、屋外0.2~0.5μsv/h、屋内0.2μsv/hだが住んでいて大丈夫か、というものだったが、0.5μsv/hとは1m2あたり100kBq/m2なので、ガンの発症率が11%あがるということになる(注:発症率があがるというのは、発症者数が11%増えるということではなく、発症率が11%あがるということを意味している)
※というように言っていたと思います・・・ECRR2033を見れば多分はっきりするかと。
<私が知りたかったこと3>柏で尿からセシウムが検出された子供が出たが、健康に影響はあるか
検出量は、CS134 0.37Bq/リットル(?)、CS137 0.45Bq/リットル(?)。これくらいのセシウムならさほど高いとは言えない。が、他の核種(ストロンチウム90やウラン)なども入っている可能性があり、その程度も見ないとなんとも言えない。そして、おそらく入っている可能性がある。
・・・・柏に住んでいても、とりあえずは大丈夫かな、と思ったことでした。
もちろん、子供が良く行く場所の除染はできる限りやったほうがいいし、食べ物、飲み物には気をつけないといけません。
もうちょっと書くことがあったような、でも、眠いので今日はこの辺で。
おやすみなさい。
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