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人間を幸せにしない国について [原発]

昔の政治家は言った
「貧乏人は麦を食え」と

今はすでに麦を食う自由すらない
借金をしてまで高級フランス料理を食う自由なら
山ほどあるが

今なら、あの政治家はなんというのだろうか
貧乏人に食うものは残っているのだろうか

人並み、なんていう建前を
腹の中から追い出したら
少しは風通しもよくなる

朝8時45分にちゃんと会社に来ているから
なんだというのか

人並みの贅沢
人並みの勤勉

人並みの幸せ
人並みの不幸

政治家は、不幸をわけもとう!と言う
すべての国民で放射能をわけもてば、等しく不幸
「絶対多数の絶対幸福」はいつだって「絶対多数の絶対不幸」
にすりかえ可能だ
ただし「国民」の中に、きっとその政治家は入っていまい

つまるところ、この国は麦を食っていた昔から壊れていた
安全なふりをしてやりすごしてきた

この先、壊れているとすら認めない社会なら
やりなおすきっかけなどあるのだろうか
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