恐怖!柏の雨だれホットスポット(β線磁束密度のBq換算) [原発]
町のほっとステーションではなく、柏の超マイクロホットスポットのお話。
今朝、ルーチンの玄関先での線量計測をしていました。
昨夜来の雨があがった、曇り時々晴れ、といったお天気。
わが家の玄関先には自転車置き場も兼ねて、ポリカーボネートの細長い屋根を取り付けてあるのですが、
そこにたまった雨だれがひとしずく、私のTシャツの左肩にぽつり・・・・。
うえ、と左手の甲でぬぐって、そのまま計測を続けていたのですが・・・・
数分後、その左手の甲がなんだかヒリヒリしてきました。
初めての体験です。
これは!!と思い、たまった雨だれが落ちてくる地点の地表1cmに計測器をあててみると・・・・
出ました!!わが家の最高値、1.36μsv/h!!(透水性アスファルト上、晴れ、風力2程度)※
※風力はビューフォート風力階級表に完全主観で準じる
ベータ線磁束密度は189 /平方センチ・分
この値も初めて見る高さです。
(問題の雨だれスポット。ほんとに小さいエリア。)
うーん、雨はもちろん怖いが、屋根にたまった雨だれはもっと怖いです。
みなさんも気をつけてください。
私は、この値を見たとたん、家にもどって着ていたTシャツを着替え、手をじゃぶじゃぶ洗いました。
といっても、念のために申し添えておくとヒリヒリの原因が放射性物質だと決まったわけではありません。
一緒に福島から放出されているであろう化学物質の可能性もあると思っています。
もちろん、それ以外の原因も、そして気のせいだという可能性も。
ただ、どちらにせよ放射線量は高かったわけですが。
ところで、「ベータ線磁束密度 189 /平方センチ・分」って、どの程度のひどさなんでしょうね。
ちょっと調べたら、「四街道市放射能測定のブログ」にこう書いてありました(ありがとうございます!)
「RADEX RD1008はγ線とβ線が個別測定できます。
但し、β線の単位は「数値 1/(cm2*min)」なのでこれをBq換算すると
=「数値Bq/cm2*min」
☆Bqとは1秒間に出す放射線のエネルギー意味。
なので分→秒に換算。
=数値Bq/cm2*min÷60秒=数値Bq/cm2 となります。」
とすると、189m2/平方センチ・分 = 189 ÷ 60 = 3.15 Bq/cm2ですね。
でも、1m2全てがその「濃さ」なはずはないので、ここらの地表の平均値87くらいで考えると、
87 ÷ 60 = 1.45 Bq/cm2 くらいでしょうか。
これを1m2に換算すると、
1.45 × 10000 = 14500 Bq/m2
kgあたりに換算すると、
14500 ÷ 60 = 約242 Bq/kg
ということになりますね。
福島の数万Bq/kgとか数百万Bq/m2とかに比べたら、全然たいしたことない数字なのですが、たぶん、首都圏ではそれなりに高いのでしょうね・・・・。
比較対象がほしいぜ・・・。
今朝、ルーチンの玄関先での線量計測をしていました。
昨夜来の雨があがった、曇り時々晴れ、といったお天気。
わが家の玄関先には自転車置き場も兼ねて、ポリカーボネートの細長い屋根を取り付けてあるのですが、
そこにたまった雨だれがひとしずく、私のTシャツの左肩にぽつり・・・・。
うえ、と左手の甲でぬぐって、そのまま計測を続けていたのですが・・・・
数分後、その左手の甲がなんだかヒリヒリしてきました。
初めての体験です。
これは!!と思い、たまった雨だれが落ちてくる地点の地表1cmに計測器をあててみると・・・・
出ました!!わが家の最高値、1.36μsv/h!!(透水性アスファルト上、晴れ、風力2程度)※
※風力はビューフォート風力階級表に完全主観で準じる
ベータ線磁束密度は189 /平方センチ・分
この値も初めて見る高さです。
(問題の雨だれスポット。ほんとに小さいエリア。)
うーん、雨はもちろん怖いが、屋根にたまった雨だれはもっと怖いです。
みなさんも気をつけてください。
私は、この値を見たとたん、家にもどって着ていたTシャツを着替え、手をじゃぶじゃぶ洗いました。
といっても、念のために申し添えておくとヒリヒリの原因が放射性物質だと決まったわけではありません。
一緒に福島から放出されているであろう化学物質の可能性もあると思っています。
もちろん、それ以外の原因も、そして気のせいだという可能性も。
ただ、どちらにせよ放射線量は高かったわけですが。
ところで、「ベータ線磁束密度 189 /平方センチ・分」って、どの程度のひどさなんでしょうね。
ちょっと調べたら、「四街道市放射能測定のブログ」にこう書いてありました(ありがとうございます!)
「RADEX RD1008はγ線とβ線が個別測定できます。
但し、β線の単位は「数値 1/(cm2*min)」なのでこれをBq換算すると
=「数値Bq/cm2*min」
☆Bqとは1秒間に出す放射線のエネルギー意味。
なので分→秒に換算。
=数値Bq/cm2*min÷60秒=数値Bq/cm2 となります。」
とすると、189m2/平方センチ・分 = 189 ÷ 60 = 3.15 Bq/cm2ですね。
でも、1m2全てがその「濃さ」なはずはないので、ここらの地表の平均値87くらいで考えると、
87 ÷ 60 = 1.45 Bq/cm2 くらいでしょうか。
これを1m2に換算すると、
1.45 × 10000 = 14500 Bq/m2
kgあたりに換算すると、
14500 ÷ 60 = 約242 Bq/kg
ということになりますね。
福島の数万Bq/kgとか数百万Bq/m2とかに比べたら、全然たいしたことない数字なのですが、たぶん、首都圏ではそれなりに高いのでしょうね・・・・。
比較対象がほしいぜ・・・。
実家が福島なのでガイガー持って帰省しておりました医療関係勤務のものです。先日東京に戻ってきましたが、福島ではご存知のようにもっと深刻ですが、ブログ主さんが計測されていた数値より高いところで雨だれにあたっても、わたしはヒリヒリしませんでした。
柏の数値程度でしたら、いくらホットスポットとはいっても短時間で身体に影響が表れることはかなり考えにくいことです。現れるとしましたら、それは神経が過敏になって皮膚感覚に表れているという、そういったことでしょうね。
柏は放射線が肌に当たって皮膚を損傷するほどの値ではありません。もちろん福島の多くの地域でも、何百時間も連続ならまだしも、たった数滴で刺激になるような成分が降っているなら、逆に助かるんですが。放射性物質ってそういう風に急性の症状がないからこそ気がつかずに被曝してしまうのです。
ヒリヒリしてくれればわかりやすくていいのにと思います。避けられますから。
福島原発に近い地域で子どもが発熱や鼻血や眩暈が~という訴えがあるそうですが、実際はまだ断言できる人はいませんが、これは口やはなのどの粘膜から摂りいれてしまった放射性物質の影響と考えられるため、皮膚の刺激よりは現実味があります。
粘膜は皮膚よりも放射性物質をとりこむからです。
反対に言いますと「皮膚は粘膜に比べて、ほとんど放射性物質を吸収しない」のです。中部大学の武田教授も仰っている通り。
ブログ主さんの皮膚のヒリヒリは、雨の成分によるものでしたら放射性物質ではないと思いますよ。そんなに分かりやすいものだったら、誰も苦労していません・・・。
by 福島に行ってきましたが・・・ (2011-07-15 01:23)
福島に行ってきましたが・・・様>ご助言ありがとうございます。放射性物質で皮膚がヒリヒリするわけではないこと、ご教示いただき感謝いたします。
私もブログ中で「といっても、念のために申し添えておくとヒリヒリの原因が放射性物質だと決まったわけではありません。一緒に福島から放出されているであろう化学物質の可能性もあると思っています。もちろん、それ以外の原因も、そして気のせいだという可能性も。」と書かせていただいておりますので、放射性物質のせいだと断定しているわけではありません。念のため、よくお読みになっていただければ、と思います。
by koyaG (2011-07-19 00:08)
koyaG様
初めまして。ブログ拝見させていただきました。
教えていただきたいのですが、ひりひりはどのくらいで治りましたでしょうか。
私も柏に住んでいまして、昨日震災後初めてベランダの土除去掃除をした後から、(手袋もせずに行った私が悪いのですが)土や、土を含んだ水に触れていた右手がひりひりと痛みます。
もちろん、ただの肌荒れや、気のせいなど、色んな可能性を考えていますが、少し心配でもあったので。
その後のひりひりの経過を教えていただけると幸いです。
同じ柏市民、日本人として、今後さまざまな状況がよくなりますよう、私も努めたいと思います。
by 柏人 (2011-08-01 12:50)
柏人さま>遅レス、すみません。ひりひりですが、水が手に落ちてからヒリヒリするまで確か1分くらい、それからすぐにジャブジャブと手を洗ったら、治りました。その後は幸いにして、ぶりかえしていません。
ひりひり、心配ですね。
もし被曝によるものとしても、今すぐどうこうは出来ないので、せめて症状とかの記録をつけておいて、健康被害が出たときに備えたほうがいいと思います。
うちは、一応、3歳の息子の髪を散髪したときに数百本単位で保存してあります。
早くヒリヒリが良くなることを祈っております。
by koyaG (2011-08-08 16:13)